レバレッジ効果とリスクを正確に把握・借金を抱えない資産運用をしよう

レバレッジリスク

投資を考える際には「レバレッジ」の考えが非常に重要となってきます。

この考えがなければ、資産は増えていかず、大きな資産を築くにはとてつもない時間が掛かってしまいますよね。

この記事では、

「レバレッジとは何か、その効果は?」

「レバレッジをする際のリスクとは?」

について解説していきたいと思います。

「レバレッジをかける」とは何か・その効果は?

レバレッジとは、「てこ」を意味します。

投資の世界では「少ない資金で」より大きな金額を取引し利益を狙っていくことを言います。

為替証拠金取引(FX)の世界では100万円の証拠金に対して、

1000万円の建玉を保有する場合にレバレッジ比率は10倍、というわけです。

効果としては、

例えば100万円で利回りが10%の場合、利益は10万円となりますが、

1000万円の場合は100万円となり、90万円分より多くの利益が得られることになるのです。

しかし、これは逆も然りで、

利回りが▲10%の場合は100万円の投資で▲10万円、

10倍レバレッジを掛けている場合は▲100万円となるリスクも秘めています。

元本以上の損失が出てしまう可能性があるということですね。

ちなみにレバレッジを掛けて投資できる取引としては、

代表的なもので以下のようなものがあります。

取引 レバレッジ比率
信用取引 個別株式投資で約3倍まで
日経225先物取引 約20倍まで
CFD取引 株価指数、為替などで約20倍まで
FX 外国為替で国内は25倍まで

借金を抱えないためにレバレッジリスクを具体的に計算して理解しよう・10倍のリスクとは?

上記で簡単にレバレッジのリスクにも触れてきましたが、

一度投資を始めてしまうと、

思考が市場に支配され、また損失を出してしまった時に取り返すべく、

大幅なレバレッジを掛けてしまい、借金を背負ってしまったという話があとを絶ちません。

しかし、実際に取引を始める前にその「金額」を把握しておけば、

ある程度損失を出してもそこから取り返そうという気も薄れてきます。

特にFXなどは勝てる確率が1/2にも関わらず、

個人で儲けているのは40%以下に留まり、初心者は簡単にカモにされているケースが多いのです。

その中で高いレバレッジを掛けてしまっては、

資産運用を考える元本はおろか、借金を抱え、資産を大きく育てる機会すら放棄しなければならなくなるのです。

以下は金額別に10万円から1000万円を株式に投下した際の利益、損失です。

元手資金/株価 取得株数 株価900円 株価1000円 株価1100円
100,000 100 -90,000 0 110,000
1,000,000 1,000 -900,000 0 1,100,000
10,000,000 10,000 -9,000,000 0 1,100,000

そして以下はレバレッジを10倍、20倍と掛けた時の「損失」です。

元手資金/株価 レバレッジ10倍損失 レバレッジ20倍損失
100,000 -900,000 -1,800,000
1,000,000 -9,000,000 -18,000,000
10,000,000 -90,000,000 -180,000,000

 

具体的に計算してみると、

10万円の少額であればレバレッジ20倍を掛けても大したことはない、

と思っても株価が100円動いただけで▲180万円の損失が発生するのです。

100万円であっても▲1800万円、

1000万円なら▲1億8000万円です。

マグロ漁船に乗るしか解決策が思いつきませんね。

しかしレバレッジ取引を行う上ではこのように最大限に「リスク」を把握しておくことが非常に重要です。

運任せで資産運用はするものではありません。

世の中には「複利」を回して効率的に資産を育てることができる手法で溢れています。

資産運用は「レバレッジ」より「複利」効果で資産を増やそう

このように少額でレバレッジをかけるという投資はかなりギャンブル性が高いです。

損失を重ねて資産を運用する元本となる資金までなくなってしまえばお手上げなのです。

かといって、定期預金や保険商品など元本保証を売りにした商品で資産運用するのは極端すぎますよね。

日本はバブル崩壊後以降平均所得も上昇しておらず、

預金金利も0.1%、ネット証券でも0.3%と資産を大きくするにはいくら時間があっても足りません。

狙うべきは年間利回り10%程度です。

1000万円ほどあれば利回り10%あれば複利で以下のように築くことができます。

1000万円10%利回り

10年で1300万円ほど資産が増え、20年で5100万円も増加しています。

現在30歳の人であれば、25年後の老後を迎える頃には無理なく1億円を築けることになります。

ここに追加投資をどんどんしていけばさらなる飛躍が見込めるのです。

レバレッジというゲームを楽しむよりも、

特に一般的な会社員の方はこのように資産を築いていくのが最も安全で、早く老後資金を蓄えることが可能なのです。

この記事のまとめ

ここまではレバレッジとはてこの原理で少ない資金で利益を最大化させるものであることを解説してきました。

また、実際に少額でレバレッジを効かせることは非常に危険で、

損失を被ってしまった際には老後資金を蓄える手段さえ奪われてしまうことも紹介しました。

大事な資金をギャンブル的な投機に当てるよりも、

より健全な資産運用を行っていくことをオススメします。

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海外アセットマネジメント会社出身者の独自の視点で2018年時点のおすすめの投資先ランキングを作成しています。

老後に向けての資産構築を考えている方は特に参考にしていただければと思います。

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