1000万円を10年間資産運用する場合、投資先はどこがベストなのか?利回り毎におすすめ投資手法を紹介する。

1000万円を10年で運用する場合、投資先はどこがベストなのか?

 

日本においては1000万円を貯金した時点で、

資産運用に興味を持つ方は不思議なことにとても多いです。

会社で働き、コツコツと1000万円に資産が到達した時に、

なかなか資産を構築するのは難しい、時間がかかる、

他にもっと早く資産を大きくする方法はないのか?

と考え始める頃なのかもしれません。

私の周りでは「10年スパン」でどれくらいのリターンが得られるのかを気にする人が多いのも、

私にとっては不思議ですが、やはりキリの良い数字でベンチマークを設定したいのかもしれません。

実際に資産運用は早く始めて、複利で長く運用することが最もリターンが大きいことは明白ですが、

今回はあえて10年で利回りはどれくらいを目指すのが適切なのかを紹介していきたいと思います。

1000万円を運用する場合の各利回りでのリターンを把握してみよう

世の中には資産運用の方法が多々あります。

いや、あり過ぎるくらいです。

人間は選択肢は多ければ多いほど良いように感じますが、

実は多ければ多いほど迷うことになり、

考えれば考えるほどその決断は誤ったものになってしまう傾向があるのです。

資産運用の投資先を考える際には様々なアプローチがありますが、

まずは各利回りのパーセンテージをシンプルに並べてみて、

自分の人生ではいつまでにいくら必要かを考えて、資産運用計画を立てていきましょう。

利回り→1%:対象運用先は保険積立

利回り1%で10年複利で運用すると以下の通りに資産が増加します。

1000万円を1%で運用した場合の資産の成長

5年で約50万円、10年で約105万円のリターンですね。

定期預金は最も高い利回りが見込まれるネット証券の定期金利でも0.3%となっているので、

定期預金よりは若干利回りが高い投資先が投資対象となります。

1%であれば、投資先として考えられるのは保険の積立型で1%程度、今流行りのiDeCoの1%となりますが、

両者とも何十年にもわたって資金の拘束を受けてしまい、その間にインフレが発生してしまえば、

利回り以上の損失を被ってしまうことになります。

⇨ 【国の借金】日本財政破綻からの「日本円崩壊」に備えた通貨分散の必要性

まだまだ投資元本が小さいうちからこのように利回りが低く更に資金拘束を受ける資産運用は避けたいところです。

利回り→3%:対象運用先は米国債・社債

利回り3%で10年複利で運用すると以下の通りです。

1000万円を3%で10年運用した場合の資産形成

5年で約160万円、10年で約340万円のリターンですね。

利回り3%程度であれば米国債が最もしっくりくる投資先です。

米国債は米中央銀行の度重なる利上げによって豪州を抜いて先進国の中で最大の利回り水準を誇っております。

現在楽天証券で取引できる米国債・米社債ですが国債と社債を組み合わせることで3%以上の利回りを確保することができます。

楽天証券で取引できる米国債券

償還期日まで保有すれば元本は保証され利子を受け取れるのですが、

償還期日到来までに解約すると償還時の価格で売却となるので必ずしも元本が保証されるということはなく、

先ほどの積立保険ほどではないですが元本保証を取るのであれば長期間の資金拘束を受ける結果となります。

 

元本保証型の投資の中では非常に高い利回り水準ですが、たとえ1000万円程度の資産を3%で運用しても、

10年で340万円、1年で30万円です。

せめて1億円程度の資産を築いてから3%の利回りで資産運用はしたいものです。

 

利回り→5%:対象運用先はREIT(リート)とセゾン資産形成の達人ファンド

利回り5%で10年複利で運用すると以下の通りです。

1000万円を10年間5%で複利運用した場合の資産の成長

5年で約280万円、10年で約630万円のリターンですね。

5%であればインカムゲインを狙うのであれば株式の配当金(平均利回り2%)より高い利回りが期待でき、

平均4%の利回り水準のREIT(リート)の中から高配当銘柄を組み入れれば可能な水準となります。

リートは得られた賃料収入や不動産売却収入の9割を配当することによって法人税を免除できる制度なので、

配当利回りが株式に対して高くなるのです。(⇨J-REITの配当利回りランキング)

ただREIT(リート)は先ほどの積立保険や米国債とは異なり、

そもそも元本自体が大きく変動するので決して元本保証の投資先ではなくミドルリスク・ミドルリターンから、

ハイリスク・ハイリターンの投資先として認識されています。

各資産のリスク・リターン(引用:Morning Star)

コラム:21世紀の資本論から見る5%という運用利回りの水準

著書『21世紀の資本論』でノーベル経済学賞を受賞したトマ・ピケティは労働による給与の成長率(g)を、

歴史上一貫して資産運用による収益率(=資本収益率r)が上回っていることを示しました。

有名な r > g の不等式ですね。

21世紀の資本論にみる資本収益率

引用:Thomas Pikkety「21世紀の資本論」

トマ・ピケティによると有史以来一貫して資本収益率は5%近辺であり、

資産運用を行う上での『平均点』がまさに運用利回り5%であるということができるでしょう。

 

利回り→7%:対象運用は米国連動ETF(VTI、VOO)

利回り7%で10年複利で運用すると以下の通りです。

1000万円を7%で10年間運用した場合の資産の推移

5年で約400万円、10年で約970万円のリターンですね。

7%以上の段階になると、自力で株式投資、FXなどでの売買を考える人もいると思います。

しかし、自分で株式投資などをするのは非常に難易度が高く、

専業でトレーダーをやっている人であっても本当に利益を出している人は少ないです。

特にFXに関しては専業でトレーダーをやっている人の勝率が40%程度であるというデータもあり、

とてもじゃありませんが、会社員をやりながらこのような市場に飛び込むのはおすすめできません。

 

7%以上の水準で資産運用をするのであれば、インデックス運用を行うのであれば米国の株式市場への連動を目指す、

バンガード社が組成しているVTIやVOOがおすすめできます。

米国の株式市場は1800年代からの200年程度にわたり平均年率7%程度のリターンで成長してきており、

今後一時的に下落する局面はありますが長期的に投資を行えば大きな資産を形成することが出来ます。

→ 【VTI】評判のバンガードETFを徹底分析~利回り・配当・見通し~

→ 【VOO】バンガードS&P500ETFをVTIやSPDR S&P500 ETFと比較

 

またアクティブ型の投資信託でおすすめできるものとしてはセゾン資産形成の達人ファンドがおすすめできます。

同ファンドは質が低いと批判されがちな日本の投資信託にあって市場平均を上回るリターンをあげながら、

世界の株式市場全体に分散投資ができる投資信託となっております。

→ セゾン投信『セゾン資産形成の達人ファンド』の仕組みや利回りを徹底評価!評判の世界株式分散投資ファンドの実態と今後の見通し

 

利回り→10%:対象運用先はヘッジファンドでポートフォリオを組む

利回り10%で10年複利で運用すると以下の通りです。

5年で約610万円、10年で約1,590万円のリターンですね。

よく資産運用を行う方に向けて運用利回り10%が一つの基準とされていることがわかりますね。

10年間単純に年間利益100万円を積み重ねても1000万円の利益にしかなりませんが、

複利で運用を行えば1600万円に増加しますし、更に運用年数が増えれば差は顕著になります。

 

下落リスクを抑えながら10%以上を狙うのであれば、ここはもうプロに投資を任せることがベストです。

ヘッジファンドは損失を抑えながら、高いリターンを収めることができる投資先として、

欧米の機関投資家や富裕層から注目されている投資先です。

ヘッジファンドの高い運用成績

(引用:Morning Star)

私が投資を行っているBMキャピタルは本格的なバリュー株投資を行い過去6年間下落を一度も経験することなく、

手数料後の投資家ベースでの年平均リターンを10%で達成しています。

長期投資におすすめなヘッジファンドであるBMキャピタルについては以下にてまとめていますので参考にしてみてください。

→ 長期運用におすすめのヘッジファンド・BMキャピタルの本当の評判は?

利回り→15%以上:対象運用先は新興国株不動産

利回り15%で10年複利で運用すると以下の通りです。

1000万円を10年間15%で運用した場合の資産の成長

5年で約1010万円、10年で約3,050万円のリターンですね。

利回り15%以上を目指すのであれば、株式投資でデイトレーディング、FXを張り付いてやるのでないのであれば、

狙うべき市場は新興国投資になって来るでしょう。

 

現在は新興国市場はその経済成長率に比較し、株式市場は非常に過小評価されています。

つまり、割安株のオンパレードとなっているのです。

しかし、自分でETFなどで新興国株投資をするのはあまりおすすめできません。

→ VWO(バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF)を徹底評価~評判の新興国ETFはおすすめできるのか?~

 

新興国市場はリターンが取れる、と言ってもそれは株式銘柄や商品の「目利き」が必要となってくるからです。

そこでおすすめなのが、経済成長が高確率で見込まれ、まさにこれから街が発展するという状況にある新興国の不動産です。

 

私が気に入っている投資先として、それがバングラデシュ不動産になるのですが、牛が歩いている平地が街になっていく様子を見ながら、不動産(土地)の価格が上昇するのを期待してみています。

フィリピンやタイの不動産も魅力的なのですが、それでもバングラデシュを選んだのは、「土地」に投資できるからです。

これは新興国の中でも珍しい法制度となっており、経済が加速する国の土地を買える状況というのは非常にレアケースです。

 

バングラデシュの不動産については、セミナーに参加して情報収集をすると良いかと思います。

投資の営業を全くされず(むしろ理解が薄い状況では投資を断られてしまう)一風変わったスタイルですが、とても面白い内容になっているセミナーがあります。(以下)

→ 話題のバングラデシュ不動産投資セミナーに参加し出資を行いましたのでレビューします

新興国投資事情、バングラデシュという未知の国についてわかりやすく教えてくれますので、興味のある方はぜひ参加してみると良いでしょう。

私自身も内容が面白いので複数回参加しています。

リターンの話に戻すと、バングラデシュの不動産は15%どころではありません。

この記事のまとめ

それぞれの利回りのシンプルなリターンの金額と、

各利回りに合わせた資産運用先を今回は紹介してきました。

あなたの年齢、今後目標にする金額に合わせて、

資産運用先を選んでいけば良いかと思います。

私であれば間違いなく最後の15%リターンを狙えるバングラデシュ不動産ですが、

興味のある方はセミナーに参加してみると良いかと思います。

→ 話題のバングラデシュ不動産投資セミナーに参加し出資を行いましたのでレビューします

資産を着実に増やしながら日々の仕事を充実させ、不安のない老後を目指していきましょう。

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海外アセットマネジメント会社出身者の独自の視点で2018年時点のおすすめの投資先ランキングを作成しています。

老後に向けての資産構築を考えている方は特に参考にしていただければと思います。

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