インドの投資信託をおすすめランキング形式で紹介、ベスト3の今後の見通しは良好?

(最終更新日;2019年10月15日)

インドのファンダメンタル(経済・政治・財政)や為替の見通し、

さらに株式市場の指数全体や、

有望な個別銘柄・投資信託について今まで分析してきました。

↓ファンダメンタル分析↓
モディ首相が牽引するインドの経済・財政・政治をファンダメンタル分析。人口12億人のポテンシャル市場への株式投資は今が狙い目?

↓為替分析↓
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↓個別銘柄分析↓
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↓分析済みインドの投資信託・ETF↓
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インドのETFを比較分析-高い乖離率が問題点-

 

インドは政治はモディ首相のもと安定しております。

文句なく今後も圧倒的な経済成長力を成し遂げる魅力的な新興国株市場です。

誰の眼から見ても魅力的なため、すでにNifty50指数のPERは27倍という割高な水準となっています。(日経平均は15倍)

 

インド株のPERは割高

引用:CEIC

 

今回はさらに踏み込んで投資信託について、おすすめできるものを独自にランキング形式で紹介していきたいと思います。

インドの指数に連動することを目的としたETFは存在しています。

しかし、インドの指数に連動することを目指した投資信託は存在しません。

 

そのため、インドの指数に対してプラスのリターンを確保することを目指した「アクティブ型」の投資信託について紹介していきたいと思います。

インドの投資信託の運用利益TOP5とMSCIインド指数をチャートから比較

以下は現在3年以上運用を行っており、尚且つ高いリターンを出している投資信託と、MSCIインド指数(紫)との比較です。

インドの投資信託とMSCIインド指数の成績の比較

引用:Morningstar

 

直近3年では『ノムラ・印度・フォーカス』が『新生UTI印度ファンド』を上回りトップとなっています。

因みに上記のトータルリターンは配当金を再投資した前提です。

また手数料は考慮されていませんので投資信託の成績は実際は図よりも悪くなります。

 

直近1年間の動きをみてみると『アムディ・りそなインド・ファンド』が市場が下落基調な中、優秀な成績をおさめています。

直近1年間のインドの投資信託の成績の比較

引用:Morningstar

 

日本のアクティブ型の投資信託のリターンは平均すると手数料後でマイナスとなってることを考えると、

インドのアクティブ型投資信託のリターンは非常に優れているということが出来るでしょう。

それでは、データからも確認してみましょう。

 

インドの投資信託の成績と手数料をデータから確認

 

5年間の平均リターンではMSCIインド指数が年率3.62%となっています。

トップのリターンを誇る新生・UTIインドファンドは年率8.74%と大幅にアウトパフォームしています。

また標準偏差もMSCIインド指数に比べて同水準または低い水準となっている点も評価できます。

 

標準偏差といのは投資におけるリスクのことで、どれだけの価格のブレ幅があるかということです。

例えばMSCIインド指数の5年平均から算出された年率リターン8.74%、リスク19.37%という数値が意味する所を考察しましょう。

 

今後1年間のMSCIインド指数のリターンが統計学的に以下の範囲に収まることを意味します。

 

68.2%の確率で、
8.74% – 19.37% (▲10.63%) ~ 8.74%+19.37%(+28.11%)

95%の確率で、
8.74% – 19.37%×2 (▲30.00%) ~ 8.74%+19.37%×2(+47.48%)

 

大きなリターンが見込める半面、95%の確率でおさまる最大のドローダウンは-30%と非常に高いことが分かります。

これがリスクの高さという指標が意味する本質的な点となっています。

 

以下ではインドの投資信託として魅力的な銘柄をランキング形式で3選紹介したあとに、

リスクを抑えながらインドよりも高いリターンが見込めるインドの隣国の不動産投資の魅力についてお伝えしていきたいと思います。

 

インド投資信託ランキング1位:新生UTIインドファンド

新生UTIインドファンド

新生UTIインドファンドは新生インベストマネジメントによって運用されている投資信託です。

実際に運用を行っているのは1963年にインド発の投信会社として設立されたUTIアセット・マネジメント社です。

 

新生UTIインドファンドはファンド・オブ・ファンズ形式で運用されています。

要はUTIアセットマネジメントが組成・運用している投資信託を組み合わせて運用しているという形態をとっています。

 

成績はインドの投資信託の中で最もよいパフォーマンスであり、

全ての期間でとってもMSCIインド指数に比べて高いリターンを実現しております。

 

過去01年リターン:年率2.84% (MSCIインド▲0.44%)
過去03年リターン:年率11.28% (MSCIインド9.45%)
過去05年リターン:年率8.74% (MSCIインド3.62%)
過去10年リターン:年率 11.32%  (MSCIインド6.19%)

 

価格の変動幅であるリスクもMSCIインド指数と殆ど同じ数値を示しています。

高いリターンを出した優秀なアクティブファンドであるということが出来るでしょう。

 

過去5年の平均リターン年率26.93%とリスク19.21%から今後1年間の期待リターンは、

確率毎に以下のリターンに収まることが想定されます。

 

68.2%の確率で、
8.74% – 19.37% (▲10.63%) ~ 8.74%+19.37%(+28.11%)

95%の確率で、
8.74% – 19.37%×2 (▲30.00%) ~ 8.74%+19.37%×2(+47.48%)

 

一点、新生UTIインドファンドの決定をあげるとすると、高い手数料が挙げられます。

 

まず買付手数料は3.85%と高く、更に信託報酬は年率1.95%というアクティブ型の中でも高い水準となっています。

この手数料を加味したリターンという点では、MSCIインドに対して若干高い水準に留まっています。

 

過去1年と過去3年年率ベースでみるとMSCIインド指数に負けていますね。

  • 過去01年リターン:年率▲2.96% (MSCIインド▲0.44%)
  • 過去03年リターン:年率8.05% (MSCIインド9.45%)
  • 過去05年リターン:年率6.04% (MSCIインド3.62%)
  • 過去10年リターン:年率8.99%  (MSCIインド6.19%)

 

ただ他のインドファンドに対して著しく高い手数料というレベルではなく、同じ水準の手数料となっています。

新興国の投資信託ともなってくると為替手数料も加味されるため手数料が高い傾向にあります。

手数料加味後に直すと魅力は低くなりますが、依然としてアクティブ型投資信託としては面目躍如しているといえるでしょう。

 

新生UTIインドファンドも魅力的です。

しかし、新興国投信の話の中であれですが、個人的に魅力に感じているバングラデシュ不動産ほどの魅力はなさそうですね。

インドの不動産も魅力がありますが、土地を買えないという弱点がある結果、バングラデシュに軍配が上がります。

 

インド投資信託ランキング2位:ノムラ印度フォーカス

ノムラ・印度・フォーカス

 

ノムラ印度フォーカスは野村によって運用されているインドのアクティブ型投資信託です。

ノムラ・アジア・シリーズのインド版として組成されており、

以下のように流動性の高い大中型銘柄から割安銘柄をさぐり、そこから企業の成長性を精査し、

ファンドを組成するという方針で運用されております。

ノムラ印度フォーカス

 

肝心の運用成績は以下となっております。

 

過去01年リターン:年率▲0.43% (MSCIインド▲0.44%)
過去03年リターン:年率10.88% (MSCIインド9.45%)
過去05年リターン:年率8.76% (MSCIインド3.62%)
過去10年リターン:年率8.73%  (MSCIインド6.19%)

 

となっており長期的に安定した成績を残しています。

新生UTIより低いリターンにはなっておりますが、その他のインド投資信託に比べて高いリターンを実現しております。

 

リスクもMSCIインド指数と殆ど同じレベルに新生UTIインドファンドと同じく抑えています。

過去5年の平均リターン年率8.76%とリスク21.08%から今後1年間の期待リターンは、

確率毎に以下のリターンに収まることが想定されます。

 

68.2%の確率で以下のせい駅で収まる。

8.76% – 21.08% (▲12.32%) ~ 8.76%+21.08%(+29.84%)

 

95%の確率で以下の成績に収まる。

8.76% – 21.08%×2 (▲33.40%) ~ 8.76%+21.08%×2(+50.92%)

 

また新生UTIインドファンドと同様に手数料は高く買付手数料は3.24%で年率手数料は1.89%となっています。

 

手数料加味後の年率リターンを比べると過去3年までのリターンは指数をアンダーパフォームしている結果となってしまいます。

 

  • 過去01年リターン:年率▲5.66% (MSCIインド▲0.44%)
  • 過去03年リターン:年率7.85% (MSCIインド9.45%)
  • 過去05年リターン:年率6.17% (MSCIインド3.62%)
  • 過去10年リターン:年率6.47%  (MSCIインド6.19%)

 

 

インド株は直接インド市場にアクセスしてインド株を取引きすることは出来ません。

預託証券への投資を行っていることもあり、どうしても手数料が高くなりがちになってしまうのです。

 

新生UTIファンドはインドの投信であるUTIのファンドを購入しているので、

直接インド株にはアクセスできているのですが、

UTIと新生アセットマネジメントの二重で手数料がかかっているので手数料が高くなっているのです。

 

インド投資信託ランキング3位:iTRUSTインド株式

iTrustインド株式

上位の二つ新生UTIファンドとノムラ印度フォーカスは、パフォーマンス自体は高いのですが、

手数料が高いという欠点を抱えていました。

 

その他のファンドも手数料は高く手数料加味後のリターンでいうと指数を下回る水準になってしまいます。

その意味で、第三位にはインド株式ファンドの中で最も手数料の低いiTRUSTインド株式を挙げさせていただきます。

iTRUSTインド株式は買付手数料が0円で、信託報酬は年率1.5%に収めています。

 

しかしながら肝心の成績という点では2018年4月からの運用となっています。

比較できる成績が乏しいのですが、現在のところMSCIインドに比べてオーバーパフォームしています。

 

iTrustインド株式とMSCIインドの成績を比較

引用:Morningstar

 

成績については今後に期待したいところです。

 

インドの投資信託の見通しとまとめ

インドの投資信託は指数に連動する型のファンドはなく、

アクティブ型の投資信託のみになっています。

 

新生UTIファンドを始めとして、

MSCIインド指数よりも高いパフォーマンスを挙げているファンドが多くありますが、

関係者が多いという点や、預託証券への投資となっていることも影響して手数料が高くなっています。

 

結果として、

MSCIインド指数と同等又はそれ以下の成績に手数料後では沈むファンドが多くなっているのが現状です。

インドは確かに魅力的な市場ではありますが、既に資金が流入し割高な水準となっており、

現在の高いリターンに一回調整が入り得る可能性がある点も考慮しておく必要があると言えるでしょう。

 

新興国への投資という意味では マーケットに入るタイミングが大切です。

やはり多くの人が魅力に気づき本格的に資金が流入する前、

つまり注目される前の段階の国へと集中的に資金を投下することで大きくリターンを得る事ができます。

 

記事下のランキングでは、有効な新興国への投資手法についてまとめております。

これから海外株で大きく利益を狙いたいという方は、是非参考にしてみて下さい。

 

上記でも少し紹介しましたが、2019年現時点で新興国投資の最有力の投資先だと考えているのがバングラデシュ不動産です。

バングラデシュはインドの隣国で現在日本の高度経済成長期初期の様相となっています。

 

更に首都ダッカは東京の人口密度の3倍で毎年70万人もの人が流れてくるメガシティとなっています。

まさに経済成長が加速寸前のバングラデシュ不動産については以下でまとめておりますので参考にしてみてください。

↓バングラデシュ不動産の解説ページ↓
⇒ 話題のバングラデシュ不動産投資セミナーに参加し出資を行いましたのでレビューします

[2018年・最新の個人投資家向けおすすめ投資先ランキング]

海外アセットマネジメント会社出身者の独自の視点で2018年時点のおすすめの投資先ランキングを作成しています。

老後に向けての資産構築を考えている方は特に参考にしていただければと思います。

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