外貨預金のメリットとデメリット・絶対おすすめしない理由を徹底解説

 

「外貨預金」に興味のある投資家の方はもうすでに資産運用の初心者の域を超えているのでしょう。

外貨預金は読んで字のごとく、「海外の通貨」で預金をすることですが、

多くの人が日本の預金金利が低いことに不満を持ち、

また外貨に自分の資産を分散することを目的にしているのではないでしょうか?

うまくいけば為替で利益が出てしまうかもしれません。

しかし、何も考えずに外貨預金をしてしまうのは考えものです。

なぜなら両替をする通貨にはリスクがあるかもしれないからです。

今回の記事では、

「外貨預金のメリットとデメリットを正確に把握したい」

「2018年時点でリスクの低い外貨が知りたい」

という方向けに執筆していきたいと思います。

ちなみに各国通貨の詳細と現時点でおすすめの通貨ポートフォリオは別記事にて紹介しています。

→ 【2018年】外貨預金・おすすめ通貨は結局どれ?各国通貨を徹底比較!

そもそも外貨預金とは?

まずは冒頭でも触れましたが、

「外貨預金」とはそもそも何を指すのかを念のため解説しておきます。

外貨預金とは日本円ではなく海外の通貨で預金をすることです。

日本と外国では金利が異なり、日本よりも海外の方が一般的には金利が高く、

外貨で預金をしていれば受け取る利息が大きくなるケースが増えます。

しかし、その一方で多くの利息をもらったところで預金している通貨の価値が下落すれば、

結果的には「為替損」を被ってしまい、利息と相殺しても収支にマイナスが出てしまった、

という話を度々聞きます。

例えばドルなど外貨で海外に預金をした場合には1年後に利息が5%あったとしても、

為替で通貨価値が10%下落すれば損失しか出ないことになります。

各通貨の詳細については別記事で紹介します。

→ 【2018年】外貨預金・おすすめ通貨は結局どれ?各国通貨を徹底比較!

外貨預金のメリット・デメリット

外貨預金の概要を把握したところで、外貨預金のメリットとデメリットについて解説していきます。

すでに高い利息、為替差損益の話をしましたので、

それ以外のメリットを紹介すると、

(1)世界に通貨分散、つまり資産をリスク分散することが可能

(2)実用性のある経済の知識を身につけられる

の2つです。

デメリットに関しては、

(1)外貨預金に係る銀行手数料などコストが高い

(2)自分の資金を口座に拘束することによる投資機会の損失

の2つです。

それではそれぞれを解説していきます。

(1)外貨預金のメリット:世界に通貨分散、つまりは資産のリスク分散が可能

高金利、為替益などのメジャーなメリットを除いて、

外貨預金のメリットは通貨を分散できることです。

しかし、そもそもなぜ通貨分散をしなければならないのか?

日本円だけでも実は良いのではないか?

と考える人は少なくないでしょう。

なぜ通貨分散をするのか、それは今後日本のインフレが進んだ場合に、

日本円の価値は著しく下がっていきますので、

外貨にしておくことでその価値の下落を避けることができます。

単純な外貨預金をするだけであり、その後海外の資産に投資する訳ではないのであれば、

インターネットで目の前で通貨が目減りしたりするので精神衛生上おすすめできませんが、

手軽さで言えばFXが最もお手軽です。

海外の銀行で預金口座を作るのは少々手間ですが、

長期的に通貨・資産分散をするのであればそちらをおすすめします。

(2)外貨預金のメリット:実用性のある経済の知識を身につけられる

外貨預金をした場合にまず定期的にチェックしなければならないのは「金利」そして「為替」ですよね。

もちろん通貨国の政治、経済状況も日々チェックしておく必要があります。

とても広いですよね。

あなたは経済の勉強を本格的にしたことがありますでしょうか?

私は学生時代「経済や投資は学んでおけ」と両親に言われるがままに勉強をスタートしましたが、

すぐに挫折してしまいました。

しかし、一旦投資を実行すると、自分の大切な資産ですから、

勉強に身が入り、経済知識は飛躍的に伸びました。

外貨預金は海外の動向をくまなくチェックする必要がありますので、

とても良い教材にもなるかと思います。

ここからはデメリットに入っていきます。

(1)外貨預金のデメリット:預金に係る銀行手数料などが著しく高くFXの方が安い

まず、外貨預金は銀行手数料が高いです。

海外在住経験がある方や、会社で海外ビジネスを担当している方は肌感覚があると思いますが、

やはり海外で取引をするというのは手間も掛かりますしコストも高いものです。

外貨預金も例外ではなく、やはりお手軽さや手数料の安さではFXがどうしても有利になってしまいます。

1万ドルを外貨預金する場合は1万円、FXの場合は30円程度です。

外貨預金手数料

出典:MUFJ

(*3) 外貨定期預金および外貨貯蓄預金の場合、1米ドルあたり1円となります。

この手数料が高い点は、どうしてもデメリットですよね。

(2)外貨預金のデメリット:自分の資金を拘束することによる投資機会の損失

まず、外貨預金をするにあたり、これは考え方の話ですが、

まず「預金をする」というのは資産を増やしていく上では最も洗濯してはならない種類の資産運用方法です。

外貨預金には積み立てていくタイプのものもありますが、

例えば3万ドルほど外貨預金をした場合に、

金利でその分利息が出る可能性がありますが、そもそも「金利」が高いというのは、

インフレ基調の国であるからこそのことなのです。

例えば、金利の一覧を見ていきましょう。

外貨預金の金利

出典:楽天証券

1年の金利を見て欲しいのですが、日本の預金金利がだいたい0.02%であり、

それと比べると、南アフリカのランドなどは6.5%と非常に高いですよね。

そして以下は南アフリカのインフレ率ですが、2%が望ましいと言われている中、

2016年には6%近くまで上がっています。

南アフリカインフレ率

IMF Database

単純に、財政もまだまだ安定しない、

The・新興国である南アフリカのランドを持つのは少し預金をして6.5%の利息しか受け取れないのであれば、

少し魅力が薄いです。

南アフリカに投資をするのであれば、現在のフェーズを考えると、

株式投資なのではないかと思います。

→ 南アフリカの経済・政治・財政〜株式投資のためのファンダメンタル分析〜

ちなみに新興国への投資はやはり難しいので、

このような時には新興国株投資ファンドに運用をするのが手っ取り早く、

リターンも大きくておすすめです。

私も投資していますので気になる方は以下の記事を参考にしてみてください。

→ フロンティア・キャピタル~新興国投資ヘッジファンドの実態を解明~

外貨預金は南アフリカが年利6.5%とあり、そのほかは年利1.5%以下であるため、

そう考えてもその「資金を眠らせておくこと」が非常にもったいないです。

100万円もあれば年利回り1.5%を超える投資先は多々存在するのです。

外貨預金をおすすめしない理由とこの記事のまとめ

ここまで外貨預金のメリットとデメリットを解説してきましたが、

最後にまとめておきましょう。

  • 外貨預金とは日本円ではなく海外の通貨で預金をすること。
  • 日本と外国では金利が異なり、日本よりも海外の方が一般的には金利が高い。
  • その一方で多くの利息をもらったところで預金している通貨の価値が下落すれば、結果的には「為替損」を被る可能性もある。
  • 外貨預金のメリットは世界に通貨分散・資産のリスク分散が可能で経済知識もつくこと。
  • デメリットは銀行手数料などが高いこと、資産を眠らせてしまうことによる機会損失が甚大。

私個人の見解としては外貨預金はデメリット」の方が大きいです。

そもそも外貨にして眠らせておくことで通貨分散は可能ですが、

最もリスクの高い南アフリカのランドで6.5%は少し低すぎます。

他の通貨に関してはさらに低いので、10億円の資産があるなどの場合は良いですが、

元本がまだ小さいうちは積極的にリターンを、それもできればリスクに見合ったリターンを得ていく必要があります。

銀行マンは資産の分散が必要、などと営業トークを広げますが、

やはり手数料ビジネスでしかないというのが私の出した結論です。

限りなくリスクが低く、大きなリターンを見込めると考え私が投資しているのが、

ヘッジファンドです。

参考にしてみてください。

→ フロンティア・キャピタル~新興国投資ヘッジファンドの実態を解明~

[2018年・最新の個人投資家向けおすすめ投資先ランキング]

海外アセットマネジメント会社出身者の独自の視点で2018年時点のおすすめの投資先ランキングを作成しています。

老後に向けての資産構築を考えている方は特に参考にしていただければと思います。

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