【2019年版】ETFのおすすめランキング~先進国・新興国ETFを徹底比較~

【2018年版】ETFのおすすめランキング~先進国・新興国ETFを徹底比較~

 

ETF(Exchange Traded Fund)は徐々に日本の個人投資家にも浸透してきている商品で、

投資信託と異なり株式市場開場中に株式と同様に取引が可能で、

指数に連動したインデックス型の投資が投資信託に比べて低コストで実践できるのが最大の魅力です。

 

【人気ETF購入マップ】先進国と新興国併せておすすめのETFを比較紹介

 

では結局のところETFを選ぶのであれば何がよいのか?

と悩まれている方も多いのではないでしょうか。

あまりにも投資先が多くて迷ってしまいますよね。

会社員の方であれば、時間も限られていますので、できるだけ効率的に良い投資先を決めたいものです。

 

私は今までこのブログで、

全世界型のETFや米国のETF、新興国のETFについて20記事程度に亘り分析してきました。

今回は資産運用会社での経験もある私の視点で今おすすめできるETF3選を、

ちょっとしたコラムも交えて紹介していきたいと思います。

おすすめETF:1位 VTI(Vanguard Total Stock Market ETF)

VTI バンガード・トータル・ストックETF

  • 米国の株式市場全体に時価総額順に投資を行うETF
  • 歴史的に一貫して成長している米国株市場の勢いをそのまま取り込める
  • リーマンショックからの10年間の平均リターンは10%
  • 2001年の設定時からITバブル崩壊、リーマンショックを経験しても平均年率7%を維持
  • 非常に高い指数への連動率と年率0.04%と低い手数料も魅力的
  • 基本的に増配傾向でインカムゲインも見込むことが出来る

Rayの総評

ETFを組成するのに定評のある「バンガード社」によって組成されている米国全体に投資するETF。

同じくバンガード社が設定しているVOOやSPDR社が設定しているSPDR S&P500指数が、

米国の主要な指数であるS&P500指数に連動する大型株中心のETFであるのに対して、

中型・小型・超小型株を含め米国株式市場の時価総額の99.5%をカバーした4000銘柄を組み入れています。

バンガード社のETFシリーズについて分かり易く図解すると以下のようになります。

VOOのバンガードETFシリーズの図解

米国は世界で最も資本主義が確立された株式市場であり、

1870年代から株式市場は、

世界恐慌、

二度の世界大戦、

ITバブル崩壊、

リーマンショック、

などの大規模な危機や数多のリセッションを経験しながらも、

年率6%程度で成長をし続けています。

持ち続けていれば短期的にはマイナスを被っても、

歴史的に報われ続けた魅力的な市場なのです。

市場が今後も好調に推移していくことが見込まれるのであれば、

大型株主体のVOOをランキングの1位にするのですが、

現在の米国の景気拡大期が9年に及び、

景気拡大期終盤であることを考えると、

景気に鈍感な小型・超小型株を多く含むVTIが現時点では最も魅力的なETFであると考えています。

実際以下の両者の成績比較からも分かる通り、

2018年初からの市場が不調時はVTIがアウトパフォームしています。

不況時に強いVTI

手数料も年間0.04%とETFの中で最低水準で、

配当金も年々増配していっている点もポジティブな材料ですね。

唯一懸念される点としては、

米国のリセッションが近々起こり得ることですね。

むしろリセッションが起こり、

株価が沈んだ時にこそ大挙して購入して将来大きな利益獲得を目指しましょう。

コラム:新興国のETFは保有するべきなのか??

実は今回紹介するランキングの中に新興国のETFは一つも含めていません。

理由については新興国のETFの問題点を徹底解説で説明しているのですが、

まず新興国全体に投資を行っているVWOのようなETFでは構成国比率に問題があります。

新興国株式市場全体の株式市場に上場されている銘柄を時価総額順に組み入れた結果、

国別の構成比率は以下のようになってしまいます。

VWOの国別構成比率

既に先進国の水準である台湾や成長がある程度なされ中所得国の罠にはまっている、

ブラジル・ロシア・南アフリカ、成長が持続不可能である中国、

で実に70%が占められており、

今後の成長に暗雲が垂れ込めています。

期待できるのはインドだけという状況です。

正直このパッケージのETFに投資したいとは思いませんよね。

ではインドやベトナムのような成長が見込まれる国の株式市場への連動を目指すETFへの投資はどうでしょう。

新興国単位でのETFは米国の市場のように連動率が高くなく、

むしろ下方乖離率が非常に高くなっています。

理由は新興国市場の外国人投資規制や為替や売買手数料の高さなどが挙げられます。

折角想定通り株式市場が上昇しても、ETFはあまり変わらないという事態に陥りがちなのです。

インドの国内ETFである銘柄1549と1678を徹底比較-高い乖離率が問題点-
ベトナムETFを分析-投資規制による高い乖離率-
インドネシアETFを徹底分析

新興国への投資で大きな利益を得るのであれば、

ETFではなく厳選した国の有望銘柄、もしくは新興国不動産への投資をオススメします。

例えば、バングラデシュ不動産などは私が今一番期待している投資です。

国が発展する様子を見て楽しみながらリターンが待てるというのが魅力的です。

⇒ 話題のバングラデシュ不動産投資セミナーに参加し出資を行いましたのでレビューします

おすすめETF:2位 VOO(Vanguard S&P500 ETF)

VOO

  • 米国のS&P500指数に連動するETF
  • 歴史的に一貫して成長している米国株市場の勢いをそのまま取り込める
  • リーマンショック後からの10年間の平均リターンは10%
  • 非常に高い指数への連動率と年率0.04%と低い手数料も魅力的
  • 基本的に増配傾向でインカムゲインも見込むことが出来る

Rayの総評

VTIが米国株全体に投資するETFであるのに対してVOOはS&P500指数に連動するETF。

世界最初のETFであるSPDR社によるSPDR S%P 500指数よりも低い手数料で高い連動率を実現しています。

米国市場であっても大型株と比較的大きい中型株で全体の80%以上を占有していることもあり、

リターンはVTIとかなり似通っていますが、年初以来若干の乖離が発生しています。

日本の株式市場でも同様のことが言えるのですが、

景気が悪くなると真っ先に下落するのは大型株です。

比較的大型株で構成されているS&P500指数も景気の煽りが直撃しますので、

今投資をするのではなく次回リセッションが発生した時のリバウンド局面で仕込むのがよいでしょう。

おすすめETF:3位 VT(Vanguard Total World Stock ETF)

VT

  • 世界の株式市場全体に連動するETF
  • 全世界の時価総額の成長を取り込める
  • リーマンショック後からの10年間の平均リターンは6%
  • 年率0.1%と低い手数料であるがVTIやVOOよりも高い

Rayの総評

VTIやVOOが米国株式市場だけを対象にしているのに対して、

VTは全世界の株式市場に一気に投資を行うETFです。

といっても全体の40%が米国の株式市場であるため、

VTIやVOOと併用することはおすすめ出来ません。

世界全体に投資を行うのには手軽でよいのですが、

魅力的でない新興国や日本や欧州のような停滞している国の銘柄を数多く含んでいることから、

私としてはVTIやVOOの方を推奨します。

実際この10年のパフォーマンスにかんしてもVTIやVOOが10%であるのに対して、

VTは6%程度と4%程低い年率の成績となっております。

まとめ

ETFのおすすめ3選を紹介してきました。

どうしてもETFで運用をしたいというのであれば、

上記の3商品が2018年後半時点では最もおすすめの投資先となりますが、

視野を広げて他の商品でもリターン最大化を検討したい、

という方は、

別途作成している個人投資家向けおすすめランキングを参考にしてみてください。

【2019年】金融のプロが選ぶ、おすすめ個人投資先ランキング

以上、

[【2018年版】ETFのおすすめランキング~先進国・新興国ETFを徹底比較~]

でした。

[2018年・最新の個人投資家向けおすすめ投資先ランキング]

海外アセットマネジメント会社出身者の独自の視点で2018年時点のおすすめの投資先ランキングを作成しています。

老後に向けての資産構築を考えている方は特に参考にしていただければと思います。

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